皆様、こんにちは。
急にすごく寒くなったり、今日みたいに暖かい日があったり・・・
気温の差が激しいこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
今回のブログは、わたくし村田が帯同してきた大会のレポートをさせていただきたいと思います。
私が行かせていただいたのは、
11月初めにフランスのパリで行われました、
「第一回 パリ駅伝~First EKIDEN of Paris~」です。
今回の帯同はとても急に決定しました。
出国2週間ほど前にオファーをいただき、10日前に決定。
それから選手へメディカルチェック用紙を配布したり、
現地情報を収集したり、
陸連の方々と連絡を取って準備物を確認したり・・・とバタバタしているうちに、
あっという間に出発の日になってしまいました。
今回の駅伝は、フランス陸上競技連盟主催、アシックス、パリ市協賛で開催された大会で、
駅伝といえば・・・「日本デショ!」(こんな軽くないですけど)ということで呼んでいただき参加が決定しました。
参加選手は若手の実業団選手。
初めての海外遠征、出場が決まってからあわててパスポートを取ったという選手もいました
13時間のフライトを経て現地到着。
トレーナーの大切な仕事道具の一つであるベッドは、
預けられる荷物としては規格外の大きさということで、別途預けました。
通常荷物はコンベアーに乗せられて運ばれて来ますが、
私のベッド・・・ひろーい空港の端っこの、こんなところにぽつんと置かれていました。

・・・ちゃんとあって良かった!!
さてさて、宿泊場所ですが、「リオン」という駅に併設されているホテル。

ここがリオンの駅です。さすがパリ。どこを見ても芸術的、とっても素敵です。
2日ほど現地で時差調整、気候馴化(寒かったです・・・)、
前日にはイベントがありそれに参加し、いよいよ当日を迎えました。
今回のコースは、パリ市庁舎前をスタート/ゴールとし、
ルーブル美術館、コンシェルジュリ、ノートルダム寺院を横に見て、セーヌ川沿いを走る贅沢なコースです。
参加者はほぼ一般のランニング愛好者の方々。
参加チームは、6名1チーム、もしくは4名1チーム(男子、女子、または男女混合)で走ります。
日本チームは男女混合6名の1チームと、
フランス・日本の混合4名の1チーム、合計2チームで出場しました。
スタート約2時間前、みなさんとても楽しそうにスタート広場に集まってきました。
このスタート前広場には、立派なイベントコーナーが設置されていて、
キャラクターと一緒に写真を撮ったり、軽食を取ったり、
参加者のわくわく感がすごく伝わってきます!!



ここで一つ面白かったのは、
一般出場者の方々が怪我をしないようにと、
スタートの広場の舞台前にインストラクターが出て、エアロビクスをやっていました。

みなさんとても楽しそうに、そしてちょうど良い具合に息が上がり、体がぽかぽかしていました。
これ、とっても良いアイディアだな、と思いました。
われら日本チームはしっかりとブースを用意していただき、
テントの中でストレッチ、コンディショニングをして、いよいよスタートです!!


日本チームは順調にトップを走り、2時間15分でゴールしました。

ゴール後、テントの中にはドリンクや軽食が用意されていましたが、
これもとってもおしゃれ!!
ソフトドリンクはもちろんのこと、シャンパン、ワインまで!!
軽食もなんだかとってもスタイリッシュでした。そしてどれもおいしかったです!!

そして表彰式・・・

立派な盾をいただきました!
今回もう一つ面白かったのは、襷。
通常駅伝に使われるのは肩にかけるタイプのものですが、
今回使われたのは、腕にパチッと当てると手首で丸まるこちらが襷でした。

これには駅伝発祥の地、日本の選手といえどもちょっと戸惑いを隠せず・・・
レース前に一生懸命バトン練習ならぬ、襷渡し練習をしていました。
バタバタと決まった大会でしたが、問題もなく全員で無事に帰国することができました!
私も久しぶりの海外遠征ということで、良い緊張感のもと大会に入ったので、
優勝して、全員が無事に帰国できたことがとてもとても嬉しかったです!
またこのような機会があったらより良いサポートができるように、
日々また頑張りたいと思っています!
村田